文子のひとりごと


「ひとりごと」を綴りはじめてから13年という月日が流れました。
前にも書いた気がしますが、名前が文子なので文章を書くことが大好きです。
作家の中で一番好きなのが田辺聖子さん、次に好きなのが向田邦子さんです。
最近、NHKの「トットてれび」で主人公の黒柳徹子さんの半生が描かれ、
ご友人の一人として向田さんも登場し、ミムラさんが演じています。
田辺さんは後年、かもかのおっちゃんと結婚しましたが、
向田さんは独身のまま52歳で旅立たれました。
聖子さんはいわゆる大阪のおばちゃんが歯に衣着せぬ物言いで、
人情の機微をユーモラスに描かれていて共感させられます。
一方、邦子さんは江戸の小粋な小気味よさで、女の内心をズバズバと語り、
男心の推察が上手で昭和世代の人間愛を感じます。
83才になった徹子さんが昭和という時代をいかに生き抜いたかを描く「トットてれび」は懐かしい子供の頃を思い出させてくれました。
みんながまだまだ貧しかった時代にテレビがお茶の間に新しい風を運んできたこと、父や母が懸命に働いて、子育てをしてくれた姿を有難く思い起こしました。

                  
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