文子のひとりごと
               
三月、卒業、別れと出会いの時、春のはじまり・・・・
小学校、中学校、高校、短大とそれぞれに卒業式を経験したが、別れのつらさよりは次のステップへの期待のほうが大きかった気がする。
友人と別れることは寂しい気持ちになったが、学校ではなくてもまた会えると思えたし、また確かにお互いの安否を知らせ合える状況ができていた。
若いということ、未来があるということはある意味、怖いもの知らずなんだ・・・・・
春の次には夏が来る、夏の次のは秋が来る、秋の次は冬だが、冬が過ぎればまた春が巡ってくる!!
自然の摂理というべきなのか・・・・今さらに不思議で有難いことだと思う。

春はあけぼのようよう白くなりゆく、やまぎわ少しあかりて紫立ちたる雲の細くたなびきたる・・・・
ご存じ「枕草子」の冒頭だが、中学校で習った?ので遥か○十年前なのに不思議なものですらすらと暗唱できる
記憶力もその頃はまだまだ勢いがあった感がする・・・・
そういえば、この時代、先生はある意味憧れの対象だったなぁ〜
古典の岡村小夜子先生はいつもベレー帽をかぶって大きな瞳が素敵な方だった
音楽の前川美代子先生はきりっとした細身で長身、白いブラウスに紺のタイト姿が印象的
数学の北 晋先生は今でいうところの田村正和風で絵に描いたような男前、女生徒の憧れの的であった!
もちろん、私も大ファンで、苦手の数学がこの先生の担任だった一年間は驚くほど成績が上がった(笑)

どれだけの人と出会い、どれだけの人の心に残っていくのか・・・・
人生は味わい深いものだ・・・・

先日亡くなったやしきたかじんさんの奥様がお別れ会で述べた言葉
「生前主人は『人は死んだ後も、残った人の心の中にどれだけ生き続けられるかや!それが人間の生きた証し!そやから忘れんといてね』と言ってました。 ですから皆さんの心の中にいつまでもたかじんを生かし続けてやってください」

有名人はある意味メディアの中で生き続けられる・・・・
路傍の石に過ぎない我々庶民は果たしてどうなんだろうか?

精一杯、生きてゆこう誰かが私やあなたを見ていてくれると信じて!
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